もとの資金を切り崩している可能性が高いので
やめたほうがいい、と話す人が多いですね。
それは確かにそうなのでしょうが、
分配されることで定期的にお金が入る、
という状態に助けられる層がいることも事実。
一概にだめとはいえないですね。
そして、それがだめかどうかを見極めるには、
数年間の実績で、分配が減っていないかどうかを
確かめるといいという話をみました。
そうすると、
特にこの10年は、さまざまな経済的な変化もあったし、
それを乗り越えても分配金が減っていないことには、
なんらかの対策がとられていることがあるはず。
ちゃんと対応して
乗り越えてきた企業や業界であれば、
今後の危機対策にも期待して、
安心して持っておける、
ということでしょうか。
これは金融商品に限りません。
さまざまなものが古くなりますが、
古いから、もうだめということではなく、
危機を乗り越えてきた強さというのがあるので
今古いかどうかより本当の価値を見極める大切さがあると思います。
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1つ目の選別条件は「分配の実績」だ。10年以上の運用実績がある毎月・隔月・3カ月分配型投資信託の中から、直近の10年間(2009年8月~2019年8月)で“分配金を減らしていない投資信託”に的を絞っている。
この10年間は、南欧の債務問題やチャイナショックなどの難局が何度となく訪れた。さらに、トランプ政権の誕生やブレグジット(英国の欧州連合離脱)などにみられるように、政治の不安定要素も増してきている。
(ダイヤモンド・オンライン-ー2019/11/4)
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ラベル:分配型投資信託